昨日、私が尊敬する先輩の篠原よしみさんとランチをしにロスアンジェルスへ行ってきました。
よしみさんとの出会いはかれこれ23年になります。彼女は私の尊敬する人材派遣会社テンプスタッフ(現パーソル)の創業者篠原欣子さんの姪っ子さんです。私がテンプスタッフに入社する数年前にロスアンジェルスの事務所を立ち上げられ、それ以来先輩として毎年年に2回は東京の会議でお会いし、一緒にご飯を食べたり飲みに行ったりしていました。
6年前に私たちがロス近郊に引っ越しをしてきてからも、懇意にさせていただき、私の開催するセミナーで講師として参加してくれたりしています。
よしみさんとの話はいつも刺激的です。最初はテンプスタッフロス支店として日系向けのビジネスをしていたものの、数十年前にマネジャーだったスタッフに日系ビジネスを預け、それからはアメリカ、西海岸を中心にしたテクノロジーとゲーム業界向けの人材サービスに特化し、その会社も売却し、今はアメリカのテクノロジーと日本の古い人事体質へ新しい風を吹かせようと色々と思案しています。
彼女と日本の働き方の話をしていて、彼女も何十年もいたロスから一旦日本へ帰国し、3年間日本で仕事をした時に思ったことは、”日本人は働きすぎ、働き方が断然海外、アメリカとは違う””何十時間も時には働き、睡眠時間を削ってまで仕事。
特に会社のトップにいる人たちがスケジュールを詰め込み過ぎで、実際に彼女も日本にいた3年間は周りと同じように働いたが、今のように詰め込まないで仕事をするとゆとりのある働き方が出来て、時間に余裕を持ってスケジュールを立てると沢山のアイデアが生まれてくると言っていました。日本の働き方、スケジュールを詰め込み過ぎるとイノベーションが生まれないと言っていました。実際に長いこと日本からはこれ!というイノベーションは起きていないのではないかと思います。
私も学生の時からスケジュールを詰め込みがちな性格なのですが、よしみさんの言うように時間にゆとりを持って仕事をすると、確かに新しいアイデアや新しい構想を練ることができるなと改めて思いました。