アメリカは、秋の一大イベントハロウィンも終わり、本格的なホリデーシーズンに突入の前に毎年11月の第4週の木曜日にあるサンクスギビング(感謝祭)があります。会社も学校もその前の日から日曜日まで5日間お休みになります。サンクスギビング(感謝祭)のそもそもの起源は1621年、イギリスからアメリカに移住したピルグリムたちがアメリカでの初めての収穫を神に感謝し、冬を越す知恵を授けてくれたネイティブアメリカンを招待して祝宴を催したことに由来しているそうです。
さて、現代のサンクスギビングは何をするのか?というと、朝からターキーを焼き、秋の野菜や果物をふんだんに使ったご馳走を遅いランチからだらだらと食べ続けるわけです。大体は家族で集まってリラックスした一日を過ごします。朝からアメフト試合中継もあります。家も毎年、主人の両親がオハイオから来たり、親戚が来たりして、朝からターキーを焼き、料理を作って楽しみます。今年は私たちと親しい友人家族を呼んで旦那さんがターキーを焼き、他はこの通り、私と娘で作りました!
話は少しそれますが、アメリカは何でも“そこに商機あり!”と考え、ハロウィン前からサンクスギビング用の品がスーパーやホームグッズストアなどに並び、朝からテレビではアメリカの一大スポーツであるアメフトの試合が流れ、その間のCMがガンガン流れるわけです。そのCM料は30秒で数億ドルだそうです。
そして、毎年サンクスギビング後の金曜日、次の日はブラックフライデー。ブラックフライデーが現在の意味で使われ始めた場所は、1961年のフィラデルフィア州だそうで、感謝祭の翌々日にフットボール大会の開催が決まり、試合に先立って大勢の観光客や買い物客がフィラデルフィア州に殺到し、街中が混乱に包まれ、交通規制のために警官が休みを取れなくなったことから、ある警官がブラックフライデーと表現したといわれています。他にも様々な説はあるようですが。今や日本でもブラックフライデーセールがあるようですが、この日はどこのお店も朝から晩までセールをしており、人気のショッピングモールはカオス状態に。
アメリカに来て思ったのは、普段忙しい、ビジネスパーソンも“休む時は休む”“家族との時間を大切にする”、“楽しい時は思いっきり楽しむ”。コロナ前から、国が広いアメリカはリモートワークも取り入れられており、会社も従業員の子育てには寛容で、最初に娘が幼稚園の時に学校の送迎をクラスの半分とかはざらにお父さんがやっていて驚いたことです。
アメリカはこの時期ありとあらゆるところで、Thank youの文字が。これを機会に自分が今健康で、美味しいものを食べられることに感謝です。そして、私のクライアントさんやこちらで繋がっている方々にいつもイイねを押していただいたり、メッセージをいただき感謝です。