
前のポストで、最近ポッドキャストを聴き始めたと話をさせて頂いたと思います。最近は日本のポッドキャストツールで利用が多いというVoicyを聴き始めました。
中々面白い試みだと思うのが、どうもVoicyは毎週なのかはわかりませんが、「お題」というのがポッドキャスターに出るらしく、先々週のお題が「質と量」でした、様々な方々がお題につき語り、リスナーがご自身の考えを書いていました。
そういうわけで、私が思う【質と量】とは。
まず、私の場合は、新卒で入った会社が人材派遣会社の先駆けである会社で、日本の企業も”派遣”とは何か?”派遣サービス”を利用し始めたころで、私は派遣会社の営業として、毎日朝から晩までそれこそ何十社と今では考えられない落下傘方式、ビルの上から下までとにかく企業訪問をし「量」をこなしていたのでした。
仮配の時は、名刺獲得キャンペーンもありましたし、とにかく回りに回りました。朝、9時だったかな?には会社を出て、営業は夕方日が暮れるまではオフィスに戻ってはいけないので、ガンガン企業訪問をしていたわけです。
実は、その経験が私は今でも自慢で、回った数もさることながらですが、数多く回った事で、受注に繋がっただけではなく、営業テリトリー内では結構知り合いも出来て、新卒1年を乗り切ったわけです。それが今でも初めて会った方にも躊躇なく話が出来るし、話題を豊富に持っていると思うし、あの時に恥ずかしさを脱ぎ去り営業訪問をしていた事が今の人生にも役に立っているのです。
それが、「量」の時代。
その後香港に行き、最初は銀行に入って4年間過ごすわけですが、いやー今までの派遣会社の営業とは全く違って、シンジケートローンなんていうことをやっている部署で上司はそうとうな時間をかけてプロジェクトを練りに練って進むわけです。もちろんまだアシスタントの私は上司について練るに練った案件の資料作成などをやったわけですが、ここではとことん「質」を学んだわけです。
その後、また人材業界に戻り、自分が責任者としてサービスを広く知ってもらいたいという一心で、新卒の時のように指示されて「量」を回っていたわけではなく、責任者となった以上は自分が信じるサービスをより多くの企業様や転職相談に来られた方に知ってもらいたいと思い、先ずは「量」からスタート。それから「質」を自分でも求めていくようになったのです。
今は自分の会社を立ち上げて広く私のキャリアコーチングのサービスを知ってほしいので、「量」なのか? でも、「質」をもったサービスを提供したいと思っているので、とことん拘って自分のサービスを海外就職、移住を考えている方々へ提供していきたいと思っています。
【質と量】どっちが大事か?という話も多いですが、私は両方取るかな?と思っています。
この話はまだまだ話足りないので、また別のポストで話をしたいと思います。